漫画・ドラマ・小説感想
今回で、このエントリーは一区切りにしたいと思います。 なぜかと言えば、 ・自分たちの著書を売るためのポジショントーク ・肝心の子供不在の中受礼賛 に対して真剣に考えるのがナンセンスに思えてきたからです。 というわけで、最後のツッコミを。 多少こ…
前2回の記事はこちら。 mikoto2020.hatenablog.com mikoto2020.hatenablog.com 「二月の勝者」とはややズレるのですが、くだんのインタビューに関連しておおた氏の著作に対し冷静に分析されているブログを見つけました。 www.yuuki-sennsei.com ご自身が過…
前回の続きです。 mikoto2020.hatenablog.com 前回も書きましたが「塾の特待生は【搾取】をしている」という言葉がショッキング過ぎてまだモヤモヤしています苦笑 そもそも、自分が払ったお金を相手がどう使うかに文句をつけるのってとても浅ましいと思うん…
一か月以上空いてしまった…。 実生活でいろいろあったわけですが、毎日何かしら思うところはあるわけで、そういうのを気軽に書けるようになりたいとも思う。 自分の場合、まだブログ慣れしていないのか(笑)、ある程度考えがまとまってから書くべきなんでは…
ドラマ「二月の勝者」が終わり、ちょっとホッとしています。 このドラマは原作と同じく「『中学受験は素晴らしい』一色」だったからです。 たかがドラマに…と思われると思います。 たとえば野球漫画や野球ドラマで「球界の闇」は描かないでしょう。 エンター…
以前、こんな記事を見ました。 「東大一辺倒の『ドラゴン桜』に比べて、『二月の勝者』は子供の数だけゴールがあるからいい」というものでした。 私は、残念ながらそれは違うと思います。 「二月の勝者」は結局、御三家、いえ開成&桜蔭をベストゴールとする…
昨日の続きです。 「翼の翼」、親が狂気に取り込まれていく過程や、親同士のマウントの取り合い、私立に行かない子を過剰に見下げる描写など、非常にリアルだっただけに、ラストに納得いかない思いがくすぶっています。 読後、思い出されたのが「次男を投げ…
読みました、話題の「翼の翼」。 非常にリアルでしたね。 でも、私はこれに「感動」したくはない。 翼の翼 作者:朝比奈 あすか 光文社 Amazon ネタバレしない程度にご紹介しますと、「わが子が頭がいいと思い込んだ親が子供を潰しかける話」ですね。 いや、…
この両者は、題材がともに受験ということもあって、よく比較されているように思う。 最近、この2作品には根本的な違いがあると感じた。 それは「子供本人の物語かどうか」という点である。 「ドラゴン桜」は、終始、桜木先生が「人生を変えろ」「お前の人生…
始まりましたねえ、ドラマ。 念のため書いておきますが、あの作品を貶したいわけではございません。 楽しく、時に涙しながら読んでおります。 ただ、やはりいろいろウソがございまして、まあ漫画ですからそこに目くじら立てる気はないのですが「あれを本気に…
ドラマにはよく「毒親」が出てきますね。でも、その毒親がきちんと断罪される展開って少なくないですか? コロナ禍で、以前はほとんど観なかったテレビドラマを見るようになりました。私らの仕事っていわゆるゴールデンタイムが就業時間なので(笑)、テレビ…
めちゃくちゃ長いタイトルになりました(笑)。 スラムダンクは、名言の宝庫ですよね。 「諦めたらそこで試合終了ですよ」 「俺はなぜあんな無駄な時間を…」 「左手は添えるだけ」 最後は違うか(笑 今回は、スラムダンク最高の名言とも名高い「諦めたらそこ…
人気中受漫画「二月の勝者」の冒頭に、難関校に受かった小学生に向かって「自分の実力だと思いあがるな。君らが難関に受かったのは『母親の狂気』と『父親の経済力』だ」と言い切るシーンがある。 いや、まずいでしょそれ(苦笑)。 漫画を盛り上げるためだ…
中学受験を選択する理由は人それぞれですが、その中に「公立では内申が勝負だから不公平」というものがありますね。人気漫画「二月の勝者」の黒木先生の演説にもあり、あの漫画の中で父兄たちはそれに魅了されていました。果たしてこれは真実なのでしょうか…
最初に断っておきますが、私は「ドラゴン桜」の大ファンです。何度読んだかわからないし、何度泣いたかわからない(笑)。 「ドラゴン桜」からは青少年への真の愛情を感じますし、エールを送ってらっしゃるのだとわかります。「ドラゴン桜」を読んだ人たちの…
仕事柄、受験モノや学園モノの漫画やドラマはよく見る。 「ドラゴン桜」は殿堂入りだろうが、今連載中となると中受関係者なら「二月の勝者」は多くの人が読んでいるのではないだろうか。 作者の方はとても受験事情をよく調べておいでだと思うし、どのキャラ…