いまこの記事を書くとまるで某漫画家の炎上に便乗しているように見えるであろうことは嫌なのですが、おかげでずっと思っていたことがやっと「書ける」のかなと思うと複雑な気がします。(これまで過去記事でtwitterをしない理由や精神的DV、親の承認欲求の怖…
前回の記事で触れた「浪人回避大全」と「東大リベンジャーズ」の2巻を読み終えたので、その感想的なもの。 浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと 作者:濱井 正吾(9浪はまい) 日本能率協会マネジメントセンター Amazon …
今日は久しぶりにリーマン時代の親友とランチしたあと、私にとってはある意味禁忌の(行ったが最後、諭吉が数枚飛んでいくのがわかっているので)「書店」に寄った。 自学のための本、生徒との授業のための本、エンタメ本、もう本当に何度「本屋ごと買い上げ…
問題を解けなかったとき。 あるいは、解いたけど間違えたとき。 「それにどう向き合うか=的確にバツを分析できているかどうか」 でその後の伸びが決まると言っても過言ではありません。 伸びる子はこれができていますし、あるいは指導によってバツの分析が…
コーチングについてちょっと原稿を頼まれて書いている間に、またもや時間が空いてしまいました。でも、「話してみる」「書いてみる」ってやっぱりいいですね!担当編集的な立場の方とディスカッションしている間に、フワフワとしていた考えがどんどん言語化…
今日はちょっと嬉しいことがありました。 「ミコトの授業を受け始めてから、学校の授業を面白く感じるようになった!だから学校の授業も馬鹿にせず真剣に受けるようにしたら、たくさん『発見』があった!」 と言われました。 コーチ冥利に尽きるとはこのこと…
以前書いた記事にご質問をいただき、あらためて読み直してみました。 mikoto2020.hatenablog.com いささか舌足らずだったような気がしますので、自分の考えを整理するために再度掘り下げてみたいと思います。 1)小学生の場合「解法予習(先取り)」は逆効…
先日、ひどく体調を崩し病院に行く羽目になりました。 検査で半日入院することになりましたが、運悪く隣の病室の子供が大変に騒がしく(汗 病室でバネ仕掛けのミニカーをがしゃがしゃと走らせ大声をあげながら走り回るのを聞くのが辛いと感じたのは私の心が…
1か月以上も空いてしまいました(汗)。 日々考えることは多く、毎日心の中でブログ記事を書いていたようなものですが、なぜかアップできず。 またマイペースで書いていこうと思います。 さて、前回記事に嬉しいコメントをいただきました。 mikoto2020.hate…
中学受験の塾選び。 Youtubeやブログなどで比較されていますが、なんというか…比較するポイントがどれも「大人基準」だなあと残念に感じることが多いです。 親御さんが気にされるのは、まずは合格実績、ついで年間費用かな。 次が、親の手間がどれだけかかる…
中受をやっていると、よく親御さんから言われます。 「中学受験をして(少しでも良い学校に行ければ)可能性が広がるので」と。 ま、ほとんどは本音を隠してるだけだと感じていますが。 本音は「少しでも偏差値の良い学校に行ってほしい」。 でも、それを子…
ようやく2022の中受も一段落ですね。 1日前後のバタバタの間も書きたいことはどんどん増えていったのですが、想いがつのるとかえって書けないパターンで、ようやく落ち着いてブログに戻ってきた次第です。 以前、鶏口と牛後について記事を書きました。 miko…
一応伏字にしました(笑)。 いや~、中受の過熱凄いですね! 校舎によっては小1でもキャンセル待ちらしいですね! ここで一句「そんなにいそいでどこへいく」。 だからなのか、ちょっと最近の塾講師って勘違いしてるな~と思う事例をしばしば耳にします。 …
私は生徒は見切りません、絶対に。 でも、失礼ながら親御さんを見切るときがあります。 今日はそんなお話。 私は中学受験から大学受験、さらに社会人の方まで教えていますが 中学受験のサポートのギャラは倍もらいたくなってきましたね(笑 中受は親対応のカ…
前回は、ちょっと辛辣すぎたかもしれません。 まあ、事実ではあるのですが。 mikoto2020.hatenablog.com なぜ↑のような辛辣な記事を書いたかと言うと 現5年生や、はたまた現3・4年生の子供の教育虐待や親御さんのストレスを少しでも減らせればという想い…
新年あけましておめでとうございます、という言葉を書くのもお恥ずかしいくらい間が空いてしまいました(^^; 本番が近づき多忙だったこともあるんですが、本番が近づくにつれ「中学受験、ここがおかしい」という想いがふつふつと沸き、かえってブログが書けな…
ドラマ「二月の勝者」が終わり、ちょっとホッとしています。 このドラマは原作と同じく「『中学受験は素晴らしい』一色」だったからです。 たかがドラマに…と思われると思います。 たとえば野球漫画や野球ドラマで「球界の闇」は描かないでしょう。 エンター…
おかげさまで、11月に新年度予約が次々と入り早くも2022年は満了になりました。 来年は無茶振りな中受案件がなく、望み通り中高校生指導に戻ったのでホッとしているところです。 今日は、以前からずっと引っ掛かっていたことを書きます。 近年、とみに増え…
以前、こんな記事を見ました。 「東大一辺倒の『ドラゴン桜』に比べて、『二月の勝者』は子供の数だけゴールがあるからいい」というものでした。 私は、残念ながらそれは違うと思います。 「二月の勝者」は結局、御三家、いえ開成&桜蔭をベストゴールとする…
過熱する一方の中学受験の指導をしていて、日々思うことがある。 それは、東京という特殊な街は、子育てには向いていないんじゃないかということだ。 理由はいろいろあるんだけど、一言で言うと 「〇〇をしていい場所」が非常に細かく決められているというこ…
ここ数年「子供が動画中毒で困る」という相談が急増しています。 (「ウチは大丈夫!」は残念ながら通用しません。これは最後に書きます) さて、急増している相談とは。 たとえば もう6年なのに、隙あらばタブレットでYouTubeを見ている、取り上げると暴れ…
いささか挑発的なタイトルになっておりますが、誤解なきよう。 もちろん「お子さん=猫レベル」と言う話ではございません(笑)。 犬や猫、小鳥、ハムスター、はたまたハリネズミなどなど。 同居動物(造語です。ペットや愛玩動物と言う言葉が好きではないの…
昨日の続きです。 「翼の翼」、親が狂気に取り込まれていく過程や、親同士のマウントの取り合い、私立に行かない子を過剰に見下げる描写など、非常にリアルだっただけに、ラストに納得いかない思いがくすぶっています。 読後、思い出されたのが「次男を投げ…
読みました、話題の「翼の翼」。 非常にリアルでしたね。 でも、私はこれに「感動」したくはない。 翼の翼 作者:朝比奈 あすか 光文社 Amazon ネタバレしない程度にご紹介しますと、「わが子が頭がいいと思い込んだ親が子供を潰しかける話」ですね。 いや、…
辞めようと思う、というか、もう辞めることを決めたんですが(笑)、一応過去記事っぽいのがあるのでタイトルをそろえてみました。 年々、「勉強に向いてない子」が中受させられるケースが増えているように感じます。 よく、やる気がどうのこうの言うじゃな…
この両者は、題材がともに受験ということもあって、よく比較されているように思う。 最近、この2作品には根本的な違いがあると感じた。 それは「子供本人の物語かどうか」という点である。 「ドラゴン桜」は、終始、桜木先生が「人生を変えろ」「お前の人生…
始まりましたねえ、ドラマ。 念のため書いておきますが、あの作品を貶したいわけではございません。 楽しく、時に涙しながら読んでおります。 ただ、やはりいろいろウソがございまして、まあ漫画ですからそこに目くじら立てる気はないのですが「あれを本気に…
サピックスは復習主義。だからテキストを事前配布しない。 うん、それは、サピがTAPから上位層を全部引き抜き、「御三家用授業」だけをやってこれた時代なら通用しただけの話。 何度も書いてますが、「『初めて出会う概念』をその場で理解できる子」ってどれ…
前回の続きです。 今すぐは難しいけど、辞めると決めたら物凄く気が楽になった。 昔やっていたように、中学生高校生の指導に戻りたいが、都心だと難しそうだなあ。 都心はもはや中受一色と言っても過言ではないので。 家買い換えたばかりだけど、郊外に引っ…
中受はスッパリと今期限りにしようかと考え始めました。 まあ、正確には、数年先まで予約が入っているので、それが終わったら、ですが。 理由は、ストレスが半端なくなってきたからです。 以前の記事にも書きましたが、年々「受験どうこう以前の生徒」は増え…