とある講師のホンネ

フリーの講師。国・数・英・理を指導中。東大卒。現在は家庭教師中心ですが、大人の文章教室なども開いています。

五輪に学ぶ(2)~指導者はどうあるべきか

柔道ロスのミコトです。

柔道、本当に素晴らしかった!!!!!

みなさんそれぞれ「推し」はいらっしゃると思うんですが、私は

新井千鶴さん

濱田尚里さん(本来の文字が環境依存のため、別変換となることご容赦ください)

素根輝さん

にベタ惚れですね///

柔道ロスが激しくて、youtubeで御三方の動画を漁って見続けています///

 

それはさておき。

今回、日本柔道の大躍進の原動力は、やはり井上康生監督の影響が非常に大きい。

名選手、名監督にあらず、とはよく言われたものですが、やはり「天才」は「なぜできないの?」となりがちですし、「できない子ができるようになるような言語化=声掛け」が苦手なんですよね。

井上康生監督が日本柔道チームを立て直したこの9年間を見ても、指導者かくあるべし、と褌を締めなおさなければという心持がしています。

 

これまでも、私は「できない、は叱らない」「やらない、は叱る」という信念でやってまいりましたが、五輪を見てさらにその意を強くしました。

 

ただ、一方で中受の難しいところというのは、高校受験や大学受験、ひいては五輪のアスリートとは違って「本人が〇〇校を熱望しているわけではない」ケースが多いことですね。

 

mikoto2020.hatenablog.com

過去記事にも書きましたが、家庭教師ないしは個別指導のコーチの悩ましいところは、ここです。本人が熱望しているならできる指導も、「親が熱望しているだけ」で本人にやる気がない場合、指導は非常に難しいです。

正直言わせていただければ、「本人が〇〇を目指す気になってから連れてきてほしい」のが本音です。

これについては、長くなるので次回書きます。